お仏壇のお手入れ方法

お仏壇を永くお使いいただくためには、定期的なお手入れが必要です。お手入れを怠ると、どうしても見た目が汚くなったり劣化が進みます。マメにお手入れをするのが理想ですが、なかなか時間を取れない方は週に一回、月に一回等、お手入れ周期を決めておくと良いでしょう。お仏壇のお手入れは、まずホコリを払い、次に汚れを拭き取る。お仏壇のお手入れは、まずホコリを払い、次に汚れを拭き取る。ホコリを払う前に拭くと、仏壇に細かな傷が付くことがあります。また、直接手が触れると脂分が付着し、カビが生えやすくなりますのでできるだけ直接手が触れないようにすることも大事です。

1.お仏壇の中の仏具を移動する

仏壇前の床に新聞紙等を敷いて、その上に中の仏具を全て移動します。この時、ついでに仏具のお手入れをやってしまう事が理想的です。

2.仏壇の埃を払う

まず、仏壇の外側のホコリを毛ばたきなどで落とします。次にお仏壇の中に溜まった埃を毛ばたき、やわらかめのハケなどで払い落とします。毛ばたき、ハケが届かないような細かな部分のホコリは筆などを使うときれいに取り除けます。この時、力を入れてハタキますと、表面に細かな傷が付いてしまうことも有りますので、優しくはたいて下さい。

3.汚れを拭き取る

中性洗剤を薄めた水を染みこませた、柔らかな生地の雑巾を固く絞って、力をあまり入れずに優しく拭き上げます。雑巾を固く絞って、力をあまり入れずに優しく拭き上げます。固く絞った雑巾でも大丈夫です。その後、乾いた柔らかめの布で乾拭きします。金属の部分は乾拭きだけにしておきましょう。また、唐木仏壇や、木目を生かした仕上げのモダン仏壇などは、塗装仕上げはされていますが、長年濡れた雑巾で拭いていると劣化が早くなりますので、できるだけ固く絞った雑巾で拭くことと、乾拭きして水分を残さない事が大切なポイントです。また、仏壇掃除用の化学雑巾などを使っても楽に掃除できます。